夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

こういうルートだったんだ

自分のたどってきた人生の道のりを振り返ってみると、もうちょっとどうにかならなかったかなぁ、とか思ってしまう時があります。

特に僕みたいな挫折の連続の人生だったり、わかりやすく人から評価されるようなものを何も持っていない人はそういうふうに思いがちかもしれません。

僕みたいに大学を中退したり、バイトや仕事を短い期間でやめてきた人は自分の人生に納得や確信を抱きづらいと思うし、自分の存在や歩んできた道のりに「イエス」と言いづらいと思います。

でも、道を歩いている時や、電車に乗っている時などに、ふと物思いに誘われ、過去や過去にしてきた選択や乗り越えてきた苦悩、物事に費やしてきた努力などが思い出されると、今までの自分も随分頑張っていたなぁとかベストを尽くしてきた自分をほめてやりたいなぁとか思います。

そして、考えがいろんなところに派生して、枝分かれしたり、互いに結びついたりして、結果1周して、「自分が歩むべき道はこういうルートだったんだ」と妙に納得する時があります。

神様や運命が紡ぎ出すシナリオやドラマは細部に至るまで、正確で忠実で、驚かされます。そして同時に、救われた瞬間や祝福された瞬間は生きることの喜びや感謝の念に襲われます。

今の満たされた気持ちを忘れずにこれからも歩んでいこうと思います。今日も読んでくれてありがとうございました。