夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

夢あるいは自己実現

自分が目指しているものって何だろう?曖昧にしかわからない。そんなに大したものにならなくていい。昔は「人物」になりたかったけど、今はそうでもない。価値観も変わってきた。より本質的になってきた。人生に対して。何が重要で、何が重要じゃないか、少しずつわかってきた。

なれないものになろうとする必要はない。自分を大きく見せる必要もない。自分にできることを着実に積み上げていけばいい。それを日々繰り返せたら、それだけで英雄だ。

外から見たらパッとしない人生でも、内側で体験している自分には味わいがある。季節の移り変わり、さりげない日常会話、気のおけない仲間とのふれあい、行きつけのカフェでの一杯のアイスコーヒー。そんな何気ない、さりげない日々がいつかきっと宝物になる。

僕はどこを目指しているのだろう?とりあえず日々の仕事を頑張ろう。頑張りすぎることなく。それを続けることできっと新たな景色が見えてくる。今見えてない景色も、手が届きそうにないものも、いつかきっと身近なものになっていく。

諦めかけたものもあるし、諦めたものもある。そうやって今の自分がつくられた。率直に言って、今の自分もそんなに悪くないよ。ダメなりにちゃんとしているし、今でも大切なものを失ってないと思う。いつか見せられると思う、「自分」を。文章かもしれないし、詩かもしれないし、違った形かもしれない。

それが僕の自己実現。自分になっていく。社会や他者に溶け込んでいく。理解してもらいたい、「自分」を。自分でいたい。自分らしい形で。ここに、この世界に、いていいんだと言われたい、思いたい。意味ある存在でいたい、世界にとって、相手にとって。それが僕の夢。それが僕の自己実現。道は続いていく。どこまでも。