たぶんもっと自由になればいいんだ。
昔みたいに。
どう見られるかも大事だけど、そんなに大事じゃない。
かっこ悪い自分だとしてもいいじゃないか。
それがあるがままなんだし、そんなお前もみんなはそれなりに認めてくれるはず。
不安や憂鬱は打ち寄せる波のように不定期で、
いずれすべてを洗い流すだろう。
毎日ヒットを打てなくても、フォアボールを選ぶ日があってもいい。
ただ言葉を刻みつづけろ。
いつか「自分」の音を奏でられるように。
友達が「いつか必ず花開く」と言ってくれた。
誰か、俺を犯してくれ。骨の髄まで犯し抜いてくれ。
とことん憎んでいる奴もいるし、心底愛してる奴もいる。
生きているって何だ?
ただ太陽と照り映えた地面が綺麗で、ひっくり返ればいいのにと思う。
「相応しいものが与えられる」と言った友達の予言が当たりそうで、
ニルヴァーナは気だるげにこの世の退廃を唄っている。
歌手が歌うべきことって何だろう?
詩人がうたうべきことって何だろう?
きっと心の一番奥底でくすぶっている何かだ。
これからもうたおう。
うたうことで自分になるために。