夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

花火

心の病は咲く花のような発作なのだろうか?

一瞬で散る花火なのだろうか?

僕の心の病は二十歳でなってから、治れずにいる、治らずにいる。

本当は治したいわけじゃないのかもしれない。

病は与えられた神聖なものだから。

病は「我慢だけじゃ生きていけない」と示すために与えられたのかもしれない。

病は自由に生きるための特権なのかもしれない。

病は行きたい道を行くための通行手形なのかもしれない。

僕は今日も治らずにいる病を抱え、生きている。

心の病は咲く花のような発作なのだろうか?

一瞬で散る花火なのだろうか?