心の病は咲く花のような発作なのだろうか?
一瞬で散る花火なのだろうか?
僕の心の病は二十歳でなってから、治れずにいる、治らずにいる。
本当は治したいわけじゃないのかもしれない。
病は与えられた神聖なものだから。
病は「我慢だけじゃ生きていけない」と示すために与えられたのかもしれない。
病は自由に生きるための特権なのかもしれない。
病は行きたい道を行くための通行手形なのかもしれない。
僕は今日も治らずにいる病を抱え、生きている。
心の病は咲く花のような発作なのだろうか?
一瞬で散る花火なのだろうか?