夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

駅を歩く。ホームの上を、改札口の周りを。

様々な人間が歩いていく。

背の高い人、背の低い人、太った人、やせた人、眼鏡をかけた人、目の見えない人、セーラー服の学生、杖をついた老人、車椅子で進んでいく人、白髪の人、ハゲた人、服装のダサい人、キマってる人、背骨の曲がった人、おなかをすかせていそうな人、音楽を聴いている人、笑ってる人、思いつめてる人、帽子をかぶっている人、リュックを背負っている人、宝石をいっぱいつけている人、マニキュアをしている人、貧しそうな人、赤ちゃんを背負った母親、生意気盛りの子供、塾に向かう小学生、肌の黒い人、金髪の人、外国語を話している人、パーマをかけている人、ハイヒールをはいたOL、スーツ姿のサラリーマン。

様々な人間がどこかへ向かって歩いていく。幸福そうに見える人もいるし、不幸そうに見える人もいる。

でも、みんな自分の足で(または手で)歩いていく。寒さや向かい風にも負けず。自分達の人生を一生懸命生きていく。

そうやって、駅が、世界が成り立っているのだ。