僕はどこに行くのだろう?
冷たいところ?温かいところ?
静かなところ?賑やかなところ?
寂しいところ?囲まれてるところ?
どこにもいたくない。どこにも行きたくない。
僕は僕の場所にい続けるのだ。昔あった温かい思い出を抱えて。
こんなこと言うと、「自閉症的」って言われるかもしれない。でも、こういう風にしか生きられないのだ。みんなに注意されても変えようがない。僕はいつでも自閉症の森の住人なのだ。
たまに誰かと触れ合える、それだけで充分だ。必要以上の刺激はいらない。脳が壊れてしまうから。そんなに幸せもいらない。片手でつかめるだけで充分。
僕はたぶんこれでも幸せなのだ。幸せとは自分の物差しで判断していいのだ。僕は僕の人生を生きているのだ。