今日は僕が最近何となく考えていることを言語化してみたいと思います。はっきりしたイメージがあるわけじゃないので、うまく言葉におこせるかわからないですが、できる限りやってみます。
それは精神病や精神の調子を崩すことについてです。僕が思うに精神病っていうのはある意味で、真面目すぎたり、純粋すぎたり、考え方や思想に偏りがあったりするとなると思われます。もちろん、生まれつき感受性が強すぎたり、人生でのつまづきも原因になると思われますが。
でも、一途で真面目で純粋な人には、壊れるぐらいのはかなさと想像を絶する精神的美しさがあります。気の毒なぐらい誠実で不器用な人を見てると自分のこころの一番繊細な部分に触れてくる気さえします。健康に生きるには適度に俗になり、バランスよく生きればいいのでしょうが、そうなると精神的美しさは損なわれてしまいます。
芸術的創造性と精神疾患の間にはかなりの相関関係があることが研究でも証明されています。芸術というのは人間の根源的な感情や衝動に深く結びついています。芸術というのは現実で実現や発現することの難しい、聖なる衝動や精神的高貴さを追求するということを表現する媒体でもあります。
自分は健康と病気、聖と俗の間ぐらいで生きていたいです。面白いだけのくだらない小説は書きたくないし、深刻すぎて面白みのない硬い詩も書きたくないです。そのバランスを取るのはすごく難しいと思うけど、自分の中にある「聖」の部分と「病気」の部分はこれからも大事にしていきたいです。
以上、僕が最近考えていることでした。ひとりよがりの文章だと思いますが、楽しんで読んでもらえると幸いです。では、また。