前ブログにちょっと書いたけど、おとといはいつも行っているカフェで働く女の子の最後の出勤日だった。
花束と詩を三編持っていった。何気なく渡したら、喜んでくれたし、あっちからもお気に入りの本をくれた。
一時間くらい、そこのカフェで、もらった本を読んだり、彼女がいる空間を楽しんでいた。随分彼女と最後の挨拶をするためにいろいろな人がその店を訪れていた。閉店時間も近づいてきたので、僕は席を立った。
会計をするところで、僕はいつものように「僕は結局はすごい人になりますよ!」とか子供じみたことを彼女に言っていると、彼女が手紙を渡してくれた。びっくりして、あんまりそのことにリアクションできないまま、「今までありがとうございました」とかありきたりなことを言って、別れた。大事な最後の別れっていつも何かしら後悔みたいなものが残るものだ。
帰りの電車で、彼女からもらった手紙を読むと、すごくきれいな字で、応援していることや私も新社会人として頑張ろうと思っていることやお互い幸せに向かって一歩一歩進んでいきましょう、みたいなことが書いてあった。原稿用紙4枚のかなりしっかりした手紙だった。一生の宝物になると思う。また、彼女にも応援されてるし、いろんな人にも応援されているので、絶対すごい文学者になろうと改めて思った。
おとといはそんな幸せな1日でした。