生きていることは束の間のまどろみみたいなもの。
気だるいヴェールが俺を包む。
みんな賢く生きていくけど、俺はまだ「若い頃の気持ち」と上手に付き合えずにいる。
うまく生きられない人に共感してしまうのはあぶないことだとわかってるし、そろそろ大人にならなきゃとも思っている。
それでもだいぶ大人になったと自分でも思うよ。
ものわかりはよくなったし、感情ともある程度上手につきあえるようになった。
でも、ティーンスピリットまではたぶん捨てなくていいんだ。
それはたぶん神様でも取り上げることはできないんだ。