夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

影響を受けた芸術(絵画・映画)

生きる上で、作品を創っていく上で、影響を受けたまたは好きな、絵画作品・映画作品を紹介したい。

僕が一番好きな画家は、ゴッホだ。ひまわりも夜のカフェテラスも糸杉も星月夜も全部好きだ。ゴッホに特徴的なあのうねりが生きることの困難さや喜び、果てのない狂気や様々な感情を表現しているようで、こころに迫ってくるし、観ていると胸がいっぱいになる。ゴッホの人生も真似はしたくないけど、ある種の憧れを感じるし、同情も共感もする。
他には、ウォーホル、ユトリロムンクジャクソン・ポロックなんかが好きだ。僕はイカれてる、または狂っている人や一般社会とは異質な人が好きだ。ジャクソン・ポロックの絵を観ていると、「普通じゃなくてもいいんだよ」と優しく肩に手を置いてもらっているような気持ちになる。僕自身が精神的に脆いから、より感じるのだろうけど、芸術のよさは「異常性すらも承認し、肯定する」ことだと思う。

次は影響を受けた、または好きな映画監督・作品を紹介したい。一番好きな映画監督はタルコフスキーだ。まだノスタルジアとサクリファイスしか観ていないのだけれど、どちらもすごく深く胸に刻まれている。何かをするために、何かを犠牲にすること。人はいろんな選択肢の中からひとつの道を選び、選ばなかった道はもう永遠に歩めないということ。神を信じるということ。観ていると、自然とそういう深遠な問いに自らが引き込まれます。よかったら、観てみてください。
あと、好きな映画監督は、ベルイマンフェリーニキューブリックなどだ。ベルイマンの野いちごという作品は、老人が人生のいろんな出来事を振り返るという作品なんだけど、人生を変に肯定も否定もせず、乾いたタッチで淡々と描き出しています。
途中挿入される回想シーンがリアルで、人生とはいいものともいえるし悪いものともいえるのかもしれないなと妙に納得しました。よかったら、御覧になってください。

以上、影響を受けた絵画作品・映画作品でした。全三回に渡り、僕の影響を受けた芸術にお付き合いくださり、ありがとうございました。皆様も機会があれば、もっと芸術に触れてみてください。よい1週間を。