2016-02-09 雪どけ 雪がとけるように人はいつかわかりあえると思うから、今日も手を差し出す、拒絶されるとわかっていても。でも、手を握ってくれる人もいる。「なぜか?」なんてわからないけど、それが人間というものだ。世界というものだ。だから、僕は今日も遥かな大空に向かって手を伸ばす、すべてを投げ出して。永遠に届かない何かに向かって、懸命に手を伸ばす。(風が優しくうなっている。胎内にいるように)